ユーティリティーを持っていない・追加購入する方が、どの番手から購入すれば良いかの優先度について解説します。
ユーティリティーの購入優先度
ヘッドスピード40m/s程度の一般的な男性ゴルファーが対象の場合、購入優先度は以下です。
(ロフト・長さ・飛距離は目安になります)
番手 | 購入優先度 | ロフト角 | 長さ | 飛距離 |
---|---|---|---|---|
2番 | パワーヒッター用 | 17° | 41インチ | (200ヤード) |
3番 | やや難 | 19° | 40.5インチ | 190ヤード |
4番 | 最優先 | 22° | 40インチ | 180ヤード |
5番 | 5番アイアンより安定する | 26° | 39.5インチ | 170ヤード |
6番 | 基本アイアンでも問題無し | 30° | 39インチ | 160ヤード |
7番 | ヘッドスピードが遅い方向け | 34° | 38.5インチ | 150ヤード |
ユーティリティの各番手の特徴
各番手の特徴について、優先度の高いものから順番に説明していきます。
優先度:高
4番ユーティリティー
ユーティリティーを持っていない方は、4番ユーティリティーの購入を強くおすすめします。
以下の特徴があり、便利で万能なクラブです。
5番ユーティリティー
5番ユーティリティーも、個人的には購入を強くおすすめしたい番手です。
アイアンセットは5番アイアンから始まるものが多いですが、5番アイアンは難易度の高いクラブです。
5番アイアンはヘッドスピードがある程度無いと球が上がらず、6番アイアンと飛距離が変わらなくなります。
打ちっぱなしで上手く打てないようだと、ラウンドで打つのはかなり難しいです。
女子プロでも5番ユーティリティーを入れている選手は多いです。
優先度:中
3番ユーティリティー
3番ユーティリティーからは少し上級者向けのクラブになります。
5番ウッドや7番ウッドと比較すると短いので、打ちやすく感じる方はいると思います。
ですが、球を上げるのに少しパワーが必要です。
ヘッドスピードが40m/s程度でしたら、7番ウッドを使うことをおすすめします。
6番ユーティリティー
6番ユーティリティーは、女子プロでも使用者がいるクラブです。
6番アイアンよりも簡単に球が上がります。
アイアンは30度よりも角度が少なくなると、球が上がりにくく難しくなります。
6番アイアンが苦手な人は入れても良いと思います。
優先度:低
2番ユーティリティー
2番ユーティリティーの購入は基本的におすすめしません。
理由はヘッドスピードが45m/s程度ないと球が上がらず、3番ユーティリティーと飛距離が変わらなくなるからです。
また、3番ユーティリティーとロフトも2,3度しか変わらず、飛距離差も出にくいです。
200ヤードを飛ばしたいのでしたら、2番ユーティリティーよりも5番ウッドを使用することをおすすめします。
7番ユーティリティー
そもそも市場にあまり出回っていないですが、7番はアイアンで問題ないと思います。
ヘッドスピードがあまり出ない方でしたら、使うのもアリかと思います。
まとめ
個人的な推奨番手をまとめると以下です。
2,3番ユーティリティーは上級者向けのクラブになりますので、短くて打ちやすそうに見えますが、ウッドも検討していただけると良いかと思います。
一方、6,7番ユーティリティーは最近ラインナップが増えているようにも感じます。
アイアンは時代とともにロフトが経ってきていますので、そのうち6番ユーティリティーが当たり前の時代が来る気もしています。
以上です。
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