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【練習論】ゴルフはただ練習すれば上達するわけではない

ゴルフに限った話ではありませんが、何事も一生懸命やるということは素晴らしいと思います。
ですが残念なことに、ゴルフの場合はただ練習すれば上達するわけではありません。
いくら練習しても上達しない人は一読いただきたいです。

目次

練習していれば上達するわけではない

「練習すれば上達する」というのは聞こえの良い言葉ですが、ゴルフの場合は残念ですが当てはまりません。
これは簡単に説明することができます。

毎日打ちっぱなしに通っているおじさん達を見てほしいです。
こう言ってしまっては申し訳ありませんが、あまり上手くありません。

素人目に見ても癖のあるスイングで、ダイナミックなスイングの割には飛ばず、ボールが左右に散らばっています。

毎日のように練習しているのに上手くなっていない事から、ゴルフはただ練習すれば上手くなるというものではない事が分かります。

ただ練習しても上達しない理由

例えば、英単語や漢字を暗記するとかであれば、結果は勉強量に正比例します。
何故かと言うと、絶対に正しいものを覚えていくだけだからです。
要は方向性を間違えようがないので、後は量をこなして行けば伸びるというだけの話です。

一方でゴルフの練習ですが、こうすれば上手くなるという絶対的な答えはありません。
人によって必要な練習は違います。
例えばアウトサイドインの人はインサイドアウトに修正がするための練習が必要ですし、逆の場合は逆の修正のための練習が必要です。

自分で課題を正しく見つけて、改善のための練習が出来る人は上達します。
ですが、課題が分かっていない人は意味のある練習ができないため上達しません。

練習すると下手になる可能性がある

知っておいて頂きたい重要な事ですが、何も考えずに練習すると、練習しても上達しないばかりか下手になる可能性すらあります。

打ちっぱなし場に行くと、「ダブったから次は少しトップ目に打つ」とか「左に行ったから次は右に打つ」というような、その日にしか効果が無い「当て感」を養う練習をしている人が多い気がします。

そのような練習をしてしまう気持ちはよく分かりますが、実はかなり危険です。
何故なら、悪い動きに別の悪い動きを足して、相殺しているだけの可能性があるからです。

スイングに問題がある時に必要なことは、悪い動作を消すことです。
それなのに、悪い動きに悪い動きを加える練習をしてしまうと、どんどん元の状態に戻すのが難しくなります。

その結果、派手な動きなのに飛ばず、ボールが左右に曲がるおじさんのようなスイングが出来上がってしまいます。

一日中練習した話

私は練習する人を馬鹿にしているわけではありません。
一生懸命練習することは素晴らしいことだと思います。

私自身も一度、丸1日中練習したことがあります。
朝9時から夜21時まで、ずっと練習を続けました。
1000球くらい打った記憶があります。

上手く行ったり行かなかったりの繰り返しで、結局よく分からない1日でした。
最後は疲労が溜まって、クラブを振るのもやっとでした。

その結果上手くなったかというと、そんなことはありませんでした。
高い練習料を払って、変なクセがついて、疲れただけの結果に終わりました。

ゴルフは、ただひたすら練習すれば良いというわけではないという事を痛感しました。

良い練習方法とは

レッスンプロに習う

一番良いのはプロに習うことです。

私は自力で練習して上達することに限界を感じ、早い段階で習いに行きました。
今思えば大正解でした。

練習は地味で大変でしたが、おかげで早めに悪い癖を取り除くことができました。
クラブの握り方や姿勢は、実際に見て指導して貰わなければ、自分では直せなかったと思います。

自撮りする

私は練習中に自分のスイングを撮影していますが、この練習方法はおすすめです。

自撮りしないで自分がどのようにスイングしているか分かる人はいません。

一度も自撮りしたことが無い人は、一度撮ってみて下さい。
多分、自分のスイングが思ったよりも変でガッカリすると思います。

ですが、自撮りをすることで自分のスイングを客観的に見る事が出来ます。
改善点を見つけることができれば、練習方法を調べて実践することで、上達に繋げることができます。

練習器具を使う

感覚派の人には特におすすめですが、練習器具を使うと意味のある練習が出来ることが多いです。

例えば両腕を絞る練習器具があり、これを使うことで物理的に動きが矯正されます。
気持ち良く振ることは出来ませんが、強制的に正しい動きしかできなくなるため、良い練習になります。

自分の弱点を改善できそうな練習器具があれば、それを使って練習をするのも良いです。

まとめ

ゴルフはただ練習すれば上手くなる訳ではありません。
練習して悪い癖がついてしまっては、無駄な努力をしただけになります。

最初のうちは、ただ打ちっぱなしを楽しむのも良いです。
ですが上達したいのであれば、意味のある練習をするべきです。

おすすめは悪い癖がつく前に習いに行くことです。
壁にぶつかり続けている人は、早めに習いに行くことをおすすめします。

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この記事を書いた人

24歳で社会人になってからゴルフを始める。
ラウンド回数は100回以上。ベストスコアは82。
社会人からゴルフを始めた人向けの情報を主に配信。

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