2019年6月24日に発売されたテーラーメイド社のミニドライバー、オリジナルワンのレビューをしていきます。
外観
デザイン
ヘッドカバーと背面の文字は少し古風な感じがします。
ですが、配色は現代のドライバーです。
今から20~30年前のドライバーのヘッド体積が270ccくらいだったようです。
その時代の雰囲気を出しているのかもしれません。
構えてみると
形状は普通のドライバーと大きな違いはありません。
若干ですが、つかまりが良さそうな感じがします。
通常の460ccのドライバーと比較して、ヘッドサイズは明らかに小さいです。
ドライバー・5Wと比較すると、5番ウッドとほぼ同じサイズに見えます。
フェースの厚みはそこそこあります。
フェース形状はドライバーと同じです。
スペック
オリジナルワンのロフトは、11.5°と13.5°の2種類あります。
ドライバーを抜きたい人は11.5°、ドライバーとミニドライバーを併用したい人は13.5°を使うのが良いかと思います。
フェース面は、テーラーメイド社のクラブに搭載されているツイストフェースが採用されているようです。
フェースの端に小さく「TWIST FACE」と書かれています。
ロフト調整機能があり、±2度の調整が可能です。
打ってみると
試打データ
オリジナルワン(ミニドライバー)に加えて、比較対象としてドライバーと5番ウッドの結果を載せました。
G400 ドライバー | オリジナルワン ミニドライバー | G400 5番ウッド | |
---|---|---|---|
ロフト角 | 10.5° | 13.5° | 17.5° |
シャフト | PING TOUR 173-65 R | TENSEI SILVER TM50 SR | PING TOUR 173-75 R |
シャフト長 | 45インチ | 42.75インチ | 42.5インチ |
ヘッド体積 | 445cc | 275cc | 178cc |
平均飛距離 | 230ヤード | 215ヤード | 200ヤード |
ドライバーとの比較
飛距離は少し落ちますが、大きくは落ちませんでした。
シャフトが短いので、ミート率が上がったのかもしれません。
ボールは少し左側に飛びました。
ヘッド体積が小さく、フェースが返しやすいからだと思います。
5Wとの比較
シャフト長はほぼ同じですが、ロフト角の小さい分だけ飛びました。
ティーショットの場合、5番ウッドよりもオリジナルワンの方が打ちやすかったです。
3番ウッドでティーショットをするよりも、オリジナルワンの方が楽に打てると思います。
打った感想
構えた時にドライバーよりもシャフトが短いので、優しさを感じました。
ヘッドは小さいですが、不安を感じるサイズではありませんでした。
打球音は高めの金属音で、通常のドライバーと変わらない音です。
フェースが返しやすいので、通常のドライバーと同じように打つと、やや左に飛ぶと思います。
その意味では、つかまりの良いクラブです。
曲がり幅はドライバーに比べて小さいです。
ロフトが寝ていること、シャフトが短いことが理由だと思います。
安心して打てるので、ラウンドで活躍してくれそうです。
まとめ
ミニドライバーとドライバーの一番の違いは、「構えた時の安心感」と「曲がり幅の少なさ」だと思います。
曲げたくないホールや、飛距離が必要ないホールで活躍できると思います。
セッティングとしては、ドライバーとミニドライバーの二刀流にして、ホールごとに使い分けるのが良いと思います。
以上です。
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