ブループリントSアイアンを購入しましたので、レビューします。
6I~PWの5本セットのレビューになります。
︎クラブ情報
2024/2/8にPING社から発売されたアイアンです。
2019/8/8にブループリントというアイアンが発売されました。
この初代ブループリントですが、超小型ヘッドの超上級者向けのアイアンです。
ブループリントSはその後継モデルになります。
ブループリントSと同時に、ブループリントTというアイアンも発売されました。
SはScoreで、TはTourの略です。
名前の通り、プループリントSは優しいモデルで、ブループリントTは難しいモデルになります。
プループリントTは、初代ブループリントと近い見た目で同じマッスルバックのアイアンです。
一方でブループリントSは、寛容性が追加されたセミキャビティのアイアンです。
クラブ説明
見た目
特に目立った特徴はありませんが、シンプルなデザインでカッコいいです。
飽きのこないデザインかと思います。
構えてみると
ヘッドはかなり小さく、ボール1つ分しかありません。
構えた時に緊張感があります。
これでもフェースが大きいモデルなのは驚きです。
トップラインが薄いように見えるので、シャープな印象を受けます。
グースがついており、ボールを拾ってくれるイメージが湧きます。
ロフトは7番で33度で最近のクラブでは寝ている方ですが、セミキャビティとして考えれば普通です。
キャビティアイアンを使っている人は8番アイアンのように見えるかもしれません。
厚み
キャビティアイアンと比べれば薄いですが、下の方は少し厚みがあります。
バンス角は8度もあるので、そこはピンらしいところです。
フェース面
普通ですが、普通なのが良いです。
打ってみた
実際に打ってみました。
計測結果
トップトレーサーでの計測結果です。
6I~PWの5本を計測しました。
・6I
・7I
・8I
・9I
・PW
打感
一言で言うと、静かな打感です。
ボール打った時の衝撃があまり返ってきません。
悪い意味ではなく、インパクトの衝撃が上手く吸収されているのだと思います。
インパクト音は小さく、硬めの低い音がします。
球の高さ
普通です。
高弾道ではありませんが、低くもありません。
小型ヘッドのアイアンなので、ボールが上がらないことを懸念していましたが、6番までなら十分ボールが上がり、飛距離差もしっかり出ました。
飛距離
ロフトなりの飛距離が出ます。
ロフトが寝ているので飛び系アイアンよりは飛びません。
しっかりインパクト出来れば、縦距離のバラつきは少ないです。
ピンを狙っていけます。
やさしさ
このヘッドサイズのクラブにしては、かなり優しいです。
打つ前は不安になるヘッドの小ささですが、意外と普通に打てます。
見た目に反して寛容性があります。
操作性
フェース面のコントロールはしやすいです。
意図的にドローやフェードを打ち分けることが出来ます。
価格
正直高いです。。
(本当に良いアイアンですが)
定価で1本36,300円です。
ネットで買っても1本2万円を切ることはないと思います。
ピンは受注してから生産を始めますので、他メーカーのようにマークダウンで値下がりする事も期待できません。
購入を考えている方は、何度も試打した方が良いと思います。
失敗した時の金銭面のリスクは大きいです。
まとめ
レビューのまとめは以下です。
所有感を満たしてくれるアイアンです。
久々に良い買い物をしたと思いました。
簡単なアイアンではないので、ある程度の技量は求められます。
練習する方向けのアイアンかと思います。
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