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【どのようなクラブを選ぶと上達するか】 「毒になるクラブ」と「薬になるクラブ」

本記事では、どのようなクラブを選ぶと上達するかについて、解説します。
特にゴルフを始めたばかりの方は一読下さい。

目次

「毒になるクラブ」と「薬になるクラブ」

まず初めにゴルフクラブには上達を妨げる「毒になるクラブ」と、上達を助ける「薬になるクラブ」があります。
それぞれの特徴は以下です。

毒になるクラブ薬になるクラブ
・お助け要素が多く、悪いところが治らない・最初は難しく感じるが、悪さところが治る

毒になるクラブの例

ボールが右に曲がる人が左に飛ぶクラブを使えば、ボールは真っすぐ飛ぶようになります。
目の前の問題は解決しますが、一方で右に曲がるスイング自体は治りません。
治してしまうと今度は左に飛び始めるため、治す練習をする事もなく、そのまま悪いスイングが定着してしまいます。

これが私が考える毒になるクラブです。

薬になるクラブの例

ボールが右に曲がる人が右に曲がりやすいクラブを使うと、めちゃめちゃ右に飛びます。
左に飛ばすためには、スイング自体を大きく変えないといけません。
その結果、スイングを治そうとします。

これが私が考える薬になるクラブです。

パターも同じ考えです。
ショートが多い人が飛ぶパターを使えば、問題は解決します。
ですが、飛ばないパターを使えば、しっかりとインパクト出来るようになります。

難しければ良いという事ではない

難しいクラブの方が上達すると考えている方もいると思いますが、私は反対意見です。
むしろ、ゴルフを始めたばかりの人は、大型ヘッドの簡単なアイアンを使った方が良いと思います。

初心者がマッスルバックの難しいアイアンを使った場合、当てることに意識がいき、正しい形でスイングすることに意識が向かなくなるからです。

当て勘だけを養う練習をするのは、悪い癖がつく原因にもなります。
ゴルフを始めて日が浅い人は、難しいクラブは使わない方が上達すると思います。

まとめ

自分のスイングを良くしてくれるクラブを選ぶのが、上達のためには良いと思います。
一方で、どうしても治らない癖をクラブで解決する事は、決して悪い事でないと思います。

結局は使いたいクラブを使うのが良いという意見も分かりますが、かっこいいクラブは難しい事が多いです。

人は無意識に自分の苦手を解決してくれるクラブを買ってしまいがちですし、店舗でもそのようなクラブを勧められることは多いです。
ですが、クラブに頼りすぎると自分自身の改善に繋がらない部分もあります。

このように、色々と考えてクラブを選ぶと面白いのではないかと思います。

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この記事を書いた人

24歳で社会人になってからゴルフを始める。
ラウンド回数は100回以上。ベストスコアは82。
社会人からゴルフを始めた人向けの情報を主に配信。

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