本記事では、ヤマニ社製のゴルフ練習器具「クイックマスター パーフェクトローテーション」を紹介します。
私はオーバースイングの癖があり、改善したく購入しました。
実際に使って効果を確認しましたので、購入を考えている方はご参考ください。
クイックマスターとは
こちらです。
これを左腕につけて、スイング中に離れないようにすることで、腕の三角形をキープします。
開封
開封しました。
説明書は入っておらず、説明は箱の裏面のみです。
製品
サイズは、縦135mm×横155mm×高さ65mmです。
サイズの割に軽く感じました。
約180gなので、スマートフォンと同じくらいの重さです。
腕に触れる黒い部分も含めて、全て樹脂系の素材です。
腕に巻くベルトの長さは、長い側が約110mm、短い方が約80mmです。
引っ張ってみると、付け根の部分から40~50mm程度伸びます。
器具の中で上下のベルトが繋がっているようです。
伸縮性あり、巻いた時に少し締まるようになっています。
使ってみた
練習場で使ってみました。
結論から言いますと、効果は大きいですが難しめの練習器具だと感じました。
トライアングルトレーナーは伸縮性があるので力を入れればオーバースイングできますが、クイックマスターは樹脂の塊を腕で挟むので、全くオーバースイングできません。
クイックマスター有り/無しの比較
クイックマスターを使った状態と使わない状態でのスイングを比較しました。
・トップがコンパクトになり、脇が締まります。
・切り返しでクラブが寝て、タメができます。
・カット軌道が改善され、インパクトが厚くなります。
・フォローで後ろからグリップエンドが見えるようになります。
意識としてはクイックマスターが右腕から外れないようにスイングしただけですが、自動的にきれいなスイングになりました。
クイックマスターの良いところ
オーバースイングすると、腕から必ず外れます。
また、切り返しでクラブが立つと、腕が引っかかって痛いです。
なのでスイングがかなり矯正されます。
難しめの練習器具ですが、効果は絶大です。
クイックマスターの良くないところ
腕が太い人は注意が必要です。
マジックテープのチクチクが当たります。
半袖の場合、皮膚に当たるのでとても痛いです。
マジックテープのチクチクする側が皮膚に触れる面になっているので、設計ミスを疑ってしまいます。
当たる人はリストバンドなどを内側に巻いた方が良いと思います。
価格は3850円(税込み)です。
やや高額です。
練習場で使うと目立ちます。
これは仕方がないです。
トライアングルトレーナーとの違い/使い分け
トライアングルトレーナーは付けるだけで自動的に両腕を内側に締め付けてくれる、受け身の練習器具です。
それに対してクイックマスターは、自分で腕を内側に締める必要があります。
クイックマスターの方が難易度が高い練習器具です。
「三角形が全くキープできていない人」や「オーバースイング・シャフトクロスが強い人」は、先にトライアングルトレーナーの使用をおすすめします。
まとめ
オーバースイングしている私には効果絶大の練習器具でした。
一方で難しめの練習器具だと感じました。
「すくい打ちをした時に腕が当たって痛い」という悪いレビューがありましたが、私としては痛いので正しい打ち方に治せるとも思いました。
良さそうと思った方は試して見て下さい。
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