本記事では、ボイスキャディ(voice caddie) VC300SEを紹介します。
ボイスキャディとは
こちらです。
中心の白い面がボタンで、押すとグリーンまでの距離をGPSで測定して、音声で教えてくれます。
裏面はクリップになっており、帽子やベルトに付けることができます。
500円玉よりも少し大きいくらいのサイズです。
ボイスキャディの特徴
ゴルフで使用する距離計として、ボイスキャディ以外にレーザー距離計やゴルフウォッチがあります。
それぞれの特徴は以下です。
距離計 | ボイスキャディ | レーザー距離計 | ゴルフウォッチ |
---|---|---|---|
価格 | 10,000円 | 10,000~50,000円 | 10,000~100,000円 |
測定の手間 | ボタン一つ | ターゲットにレーザーを当てる | 画面操作 |
持つ必要 | なし(帽子・ベルトに取付け) | あり | なし(腕に取付け) |
軽さ | 24g | 150~200g | 40~60g |
ターゲット必要有無 | 不要 | 必要 | 不要 |
測定可能なもの | グリーンまでの距離のみ | 視界に見える対象物 | 画面内の対象物 |
ボイスキャディの良いところ
測定の手間が少ない
レーザー距離計はターゲットにレーザーを当てて測定する必要がありますが、ボイスキャディはボタン一つで測定できます。
ゴルフウォッチのように画面を見る必要がないため、周りが明るくて画面が見づらいという事も起きません。
持つ必要がない
裏のクリップで帽子に付けることができます。
レーザー距離計は落とす・失くす可能性がありますが、ボイスキャディーはつけっぱなしで使えるので、無くす可能性がほとんどありません。
とても軽い
重さは24gで、帽子に付けても重みを全く感じません。
マグネットマーカーと同じくらいの重さです。
ゴルフウォッチのように腕に付ける必要もなく、スイングの邪魔に全くなりません。
ピンが見えなくても測定できる
ラウンド中はピンが見えない事が多々あります。
ドックレッグのホール、急な下りのホール、崖下から打つ時、木が邪魔な時などです。
レーザー距離計はターゲットが見えないと測定できませんが、ボイスキャディはGPSでピンが見えなくても測定できます。
ボイスキャディが出来ない事
グリーンまでの距離しか測れない
ボイスキャディは、グリーンまでの距離しか測れません。
バンカーや池までの距離が測定できませんので、それらの距離を測りたい方にはお勧めできません。
改善してほしい点
音量が小さい
帽子に付ける場合は、耳が近くにあるので問題ありません。
ですが、腰に付ける場合、強い風が吹いていると音量をMAXにしても音声が聞こえにくいです。
帽子に付けたくない人もいると思いますので、音量がもう少し出る方になると良いかと思います。
ボイスキャディの使い方
充電
充電端子はmicroSDで、バッテリー内臓型です。
フル充電まで2時間で、9時間持ちます。
前日に充電しておけば、余裕で一日持ちます。
起動
ラウンド前に起動します。
1ホール目が始まる前に起動しておけば良いです。
どこのコースの何番ホールから打とうとしているかを、GPSで自動で検索してくれます。
体感ですが、1,2分で探し終わります。
取り付け
腰のベルトの位置に付けても良いですが、個人的には帽子に付けることをお勧めします。
音量が小さく、腰に付けていると音声が聞こえにくい事があるからです。
測定
ボタンを押すと、グリーンまでの距離を教えてくれます。
以下のような音声で、結構分かりやすいです。
3番ホール 左グリーン フロント 100 バック 120 ヤード 右グリーン フロント 110 バック 130 ヤード
まとめ
実際に使ってみて、ボイスキャディはとても便利だと感じています。
私は最初、レーザー距離計を使っていましたが、何回か紛失しそうになりましたし、毎回ターゲットにレーザーを当てるのは結構手間でした。
特に初心者の方はラウンド中に慌ただしくなることが多いので、ボタンを押すだけで距離を教えてくれるボイスキャディは役立つと思います。
コメント