ゴルフは技術面だけでなく、メンタル面も大事なスポーツです。
狭いフェアウェイに向かってドライバーショットを打つ時、薄い芝でアプローチショットを打つ時、緊張や不安を感じた時に人はミスをしてしまうものです。
今回はそのようなプレッシャーを感じる状況の克服方法を、ゴルフ漫画「オーイ!とんぼ」のワンシーンで考えて行きたいと思います。
プレッシャーとは
まずプレッシャーとは何かについて考えていきます。
おーいトンボのワンシーンで、プレッシャーについて語られる場面があります。
「とんぼ」という少女が、スコアを気にせずにただ楽しくゴルフをしている最中に、五十嵐というオジサンがこう言います。
お前のゴルフはゴルフじゃない
ゴルフには必ずプレッシャーが伴う。
寄せたい、飛ばしたいと言う「たい」と、OBしたくない、3パットしたくない、ダブりたくないという「ない」の狭間で球を打つからだ。
それはつまり、成功によって得るもの、反対に失敗によって失うもの、ぞれぞれ大きければ大きいほど人は緊張で硬くなる。
それがプレッシャーだ。
得るものも失うものもなければ人はプレッシャーを感じない。
今のお前のゴルフがそれだ。
もう一回打てばいい。それはゴルフじゃない。
ゴルフの厳しさが凝縮された素晴らしい一言だと思います。
プレッシャーとは、「たい」「ない」という気持ちから生まれる
プレッシャーにどう打ち勝つか
五十嵐の言葉にヒントがあります。
こうしたいという「たい」と、こうしたくないという「ない」のせいで、プレッシャーを感じると言っています。
つまり、「たい」「ない」を消すことが出来れば、プレッシャーを感じないと言うことです。
具体的にどうすれば良いかという話ですが、期待値を低く見積もれば良いということです。
チャンスの時には「まあそんなに上手くはいかないだろう」と、ピンチの時には「まあミスるかもな」と思えば良いのです。
そうすれば「たい」「ない」の気持ちが消えます。
期待値を下げると聞くとマイナス思考な感じがするかもしれませんが、これは悪いことではありません。
結果的に良いスコアを取るために、期待値をあえて低く見積もっておくという話です。
無欲の勝利というやつかもしれません。
期待値を低くすると、プレッシャーを感じにくくなる。
まとめ
今回はプレッシャーの克服方法について考えていきました。
ゴルフの上達には、向上心や自分への期待感は必要です。
てすが、その気持ちが強すぎると、本番でその気持ちに足を引っ張られます。
一番良いのは、練習では緊張感を持って練習し、本番ではあまり期待をしないということです。
そうすれば、プレッシャーを感じることなくラウンドできます。
そしてそれが出来ないというのが、ゴルフの難しいところなのかもしれません。
コメント